2023年度 日本ライセンス協会 浜松年次大会 大会プログラム

大会プログラム

2023年7月14日(金)

14:00-15:00
受付
※オークラアクトシティホテル浜松のチェックインは15時~となっており、開会前にチェックインはできません。
お荷物は中ホール入口の横に設けるクロークでお預かりいたします。
会場:中ホール入口
15:00-15:30
開会式

■開会の辞:年次大会実行委員長 酒迎明洋
■会長挨拶:日本ライセンス協会会長 長澤健一
■LESI President メッセージ紹介:Mr.Michael Lasinski
■来賓ご挨拶:浜松市長 中野祐介様
会場:中ホール
15:30-16:40
基調講演Ⅰ
基調講演
■講演者:丸野正 氏(浜松ホトニクス株式会社代表取締役社長 社長執行役員)
■講演テーマ
新たな光応用産業の創出と社会貢献による企業価値創造
■概要
浜松ホトニクスは、独自の高感度光技術を提供することで、光応用産業の大きな発展に寄与してきましたが、一般消費者向けの製品ではなく、ほとんど人の目に触れることはありません。また科学技術の発展にも大きく貢献し、ノーベル物理学賞受賞に繋がる光検出器も提供してきました。利益優先ではなく常に未知未踏に挑み続ける独特の社風も含めて、当社の製品や技術、社会・サイエンスへの貢献事例を紹介します。
会場:中ホール
休憩
16:50-18:00
基調講演Ⅱ
基調講演
■講演者:山本(前田)万里 氏(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門エグゼクティブリサーチャー)
■講演テーマ
分野を超えた食によるヘルスケア産業創出のためのプラットフォーム
■概要
近年、生活様式が急変し、睡眠の不調、ストレスによる生活習慣病増加等が懸念されており、健康を維持増進する食品の果たす役割の重要性が増している。われわれは、健康維持のためにはどのような食品を摂取するべきなのか、内閣府戦略的創造プログラム(SIP2)の中で、健康調査データを取得し解析を行ってきた。ここでは、得られた研究成果や新たな食品認証制度を紹介するとともに、食によるヘルスケア産業の今後の分野間連携について一緒に考えてみたい。

丸野正 氏(浜松ホトニクス株式会社代表取締役社長 社長執行役員)

■ご略歴:1960年生まれ。1983年武蔵工業大学(現 東京都市大学)を卒業し、浜松ホトニクス(株)に入社。
システム事業部にて設計業務に従事し、 2017年12月に取締役、システム事業部長に就任。
その後、代表取締役、専務執行役員(2021年)を経て2022年に現職に就任。

山本(前田)万里 氏(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門エグゼクティブリサーチャー)

■ご略歴:1986年千葉大学園芸学研究科修士課程修了。同年農林水産省入省。農業研究センター、中国農業試験場、野菜茶業研究所(茶機能解析研究室長)、食品総合研究所(食品機能研究領域長)、食農ビジネス推進センター長、本部企画戦略本部研究管理役、ヘルスケア創出研究統括監を経て、2021年11月から現職。2015年から筑波大学協働大学院グローバル教育院教授。2022年4月から一般社団法人セルフケアフード協議会代表理事。1992年農学博士(九大)。日本茶インストラクター。抗アレルギー緑茶、機能性農産物、機能性弁当等開発研究等に従事。2016年6月からは知の集積と活用の場「セルフ・フードプランニングプラットフォーム」の代表、2018年11月からは内閣府戦略的創造イノベーションプログラム(SIP2)の「食を通じた健康システムの確立による健康寿命の延伸への貢献」の研究代表者として、食による健康長寿社会の実現を目指した研究活動を展開している。日本食品免疫学会評議員。
(受賞)2002年日本食品科学工学会奨励賞、2013年内閣府産学官功労者農林水産大臣賞、2016年日本農芸化学会技術賞、2016年日本食品免疫学会産業賞、2018年日本農学賞(読売農学賞)等。
会場:中ホール
18:45-19:00 ウェルカムドリンク
会場:平安(4階)
19:00-21:00 晩餐会
■来賓ご挨拶:静岡県副知事 出野勉様

余興として浜松市を代表する社会人バンドである「K’sジャズカルテット」の皆様により演奏いただく予定です。

会場:平安(4階)
21:00-23:00 懇親会
会場:スカイレストラン・パガニーニ(30階)、
展望回廊(45階)

※基調講演I・IIは、日本弁理士会の継続研修として申請中です。講演に出席し、所定の申請をすると、外部機関研修として2単位が認められる予定ですが、基調講演が継続研修として認定されるかの最終判断は、開催後になされることとなっておりますので、予めご了承ください。

2023年7月15日(土)

8:30-9:40 ワークショップ
■米国問題WG・米国問題(関西)WG・欧州問題WGの合同開催ワークショップ
テーマ:「米欧のホットトピックス」
概要:
第一部: 米国のホットトピックス
最近の最高裁判決2件の紹介
①特許権の実施可能要件(Amgen v. Sanofi; May 18,2023)
②商標権の域外適用(Abitran Austria v. Hetronic International; June 29, 2023)
第二部: 欧州のホットトピックス(押さえておきたい欧州単一特許制度の要点)
第三部: 米欧におけるディスカッション
登壇者:
<スピーカー>
第一部: 寺口 由華(米国カリフォルニア州弁護士、モリソンフォースター外国法事務弁護士事務所)
第二部: 山下 耕一郎(欧州問題WGリーダー:TMI法律事務所弁理士)
<モデレーター>
波々伯部 自克(米国問題WGリーダー:CLP、 オブロン外国法事務弁護士事務所シニア・アドバイザー)
■ヘルスケアWG・産官学連携活用WGの合同開催ワークショップ
テーマ:「産官学連携によるアカデミアシーズの事業化に向けて、共同研究のお金にまつわる課題とその解決策を探る」
概要:
第一部:共同研究に関する課題感
第二部:共同研究費の直接経費
第三部:共同研究費の間接経費
登壇者:
<スピーカー>
吉村 岳雄 (株式会社I P Bridge)
浅野 滋啓 (国立循環器病研究センター)
岡田 美香 (シティユーワ法律事務所)
宮田 敦久 (国立大学法人新潟大学)
黒木 保久(大塚ホールディングス株式会社)
<モデレーター>
佐藤 義彦(Chordia Therapeutics株式会社)
会場:コングレスセンター43
■知財ファイナンスWG・ブランディングWGの合同開催ワークショップ
テーマ:「改訂CGCが期待するコーポレートブランディングと投資家との対話の方法~「規模じゃない。ブランド価値こそ競争軸!」というマツダ次期社長の言葉の意味を考える~」(グループディスカッション)
概要:
改訂CGCにおいては企業経営における知的財産の重要性に言及されているものの、ブランド価値と企業価値の関係や、それらが投資判断にあたってどのような評価を受けるのかについては十分な認識がされていないと思われる。そのような中、本ワークショップでは、参加者間のグループディスカッションを通じて、各参加者がブランディングを通じた企業価値の上げ方や投資家への対話方法についての理解を深めるとともに、今後の企業が求められるブランディングや知財部門等のブランディングにおける役割を検討する。
登壇者:
<スピーカー>
吉井 重治 (知財ファイナンスWGリーダー、ユニゾンキャピタル株式会社)
松岡 大輔 (ブランディングWG・ブランディング分科会メンバー、キヤノン株式会社)
町野 静 (ブランディングWG・CGC改訂とブランディング分科会メンバー、弁護士法人イノベンティア)
<ファシリテーター>
吉井 重治 (知財ファイナンスWGリーダー、ユニゾンキャピタル株式会社)
齊藤 浩二 (ブランディングWGリーダー)
橋本 千賀子 (ブランディングWGサブリーダー、酒井国際特許事務所)
町野 静 (ブランディングWGリーダー、弁護士法人イノベンティア)
会場:コングレスセンター41
コングレスセンター43
ホテル3FチェルシーI
9:40-10:00 休憩
10:00-11:30
パネルディスカッション
■テーマ「知財活動のダイバーシティ」
■モデレータ
・日野 真美 氏(阿部・井窪・片山法律事務所 パートナー 弁理士・外国法事務弁護士)
■パネリスト
・高岡 弘光 氏(ライオン株式会社 知的財産部長)
・中村 栄 氏(旭化成㈱知財インテリジェンス室シニアフェロー)
・矢藤 有希 氏(ソニー知的財産サービス㈱情報戦略部統括部長)
■概要:
時代の変化・環境の変化に合わせて、企業における知財活動も拡がりとともに多様化してきております。例えば、近年注目されているIPランドスケープやコーポレートガバナンスコード改訂への対応等は内外の環境や情報を整理して戦略立案や情報発信に知財部門が主体的に活動するというものであり、経営、事業部門とも従来よりもより密接した連携が求められます。また新規事業や内外との共創に知財部門が主体的に取り組む事例も見られるようになってきました。このような中で、特徴的で精力的な活動をされている企業の知財部門をマネジメントされている方々をパネラーに招き、近年の変化や特徴ある活動の概要とその背景等をご紹介いただき、今後もより多様化していくであろう知財活動の未来像等についてディスカッションしていただく事を予定しております。
会場:コングレスセンター41
11:30-11:45 閉会式
■2024年 年次大会のご案内:市川ルミ
■閉会宣言:日本ライセンス協会 名誉顧問 岩井 良行
会場:コングレスセンター41

※ワークショップ(I)~(III)とパネルディスカッションは、日本弁理士会の継続研修として申請中です。講演に出席し、所定の申請をすると、外部機関研修として2.5単位が認められる予定ですが、ワークショップとパネルディスカッションが継続研修として認定されるかの最終判断は、開催後になされることとなっておりますので、予めご了承ください。

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